日本ラグビー界が誇るスピードスターの松島幸太朗(27歳)が、フランス最高峰リーグのトップ14でデビューを果たした。
今年、サントリーサンゴリアスからASMクレルモン・オーヴェルニュへ移籍した松島は、現地時間9月6日にホームのスタッド・マルセル・ミシュランでおこなわれた2020-21シーズンのトップ14開幕節・トゥールーズ戦にフルバックで先発出場。序盤から鋭い走りを披露し、中盤でのキャリーで大きくゲインする場面もあった。
しかし、松島は前半16分に負傷交代。現地メディアの報道によれば、激突した際に太ももを痛めたようで、プレー続行不可となり残念なデビュー戦となった。
試合はクレルモンが33-30で勝利。優勝候補と見られているトゥールーズがレッドカード2枚で数的不利になりながらも18点ビハインドからゲームをひっくり返したが、クレルモンは後半30分にCTBジョージ・モアラが逆転トライ。終盤、引き分け狙いではなく勝利にこだわったトゥールーズが猛攻を繰り返したものの、クレルモンは懸命に守りきり、ホームで白星発進となった。