新型コロナウイルス感染拡大により本格的なラグビー活動を長期間できずにいたアルゼンチン代表の候補選手たちが、ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)へ向けトレーニングを再開することになった。
コロナの感染拡大を抑制できておらず、経済活動の停滞も心配されているアルゼンチンでは、外出禁止令の緩和と厳格化が繰り返されているが、南米・北米のラグビー情報に詳しいラグビーニュースサイトの「Americas Rugby News」によれば、トレーニングを開始するための承認を政府から公式に受けたとのことで、ブエノスアイレスにあるアルゼンチンラグビー協会の施設で8月13日から実施する予定だという。
コロナ禍で中断を余儀なくされたスーパーラグビーの将来が不確かとなり、自国スーパークラブのハグアレス(ジャガーズ)に在籍していた選手の多くがヨーロッパのクラブへ移籍したが、トレーニング再開決定に合わせ、マリオ・レデスマ ヘッドコーチはハグアレスのメンバーなど国内を拠点とする選手を中心に46人の代表候補選手を発表した。
今年のラグビーチャンピオンシップの日程は確定していないが、11月7日から12月12日にかけてニュージーランドで集中的に開催される見通し。