新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の計画が乱れに乱れた2020年の国際カレンダー。世界のラグビーを統括するワールドラグビーは7月22日、まもなく新たなスケジュールが発表されるとした。
7月30日に開催される同評議会を経て、各ユニオンや大会主催者から明らかにされるようだ。
暫定的な国際的な交流期間は、10月24日から12月5日の間となる見込み。ウイルス感染のリスクを踏まえると南北半球間の交流は難しいと判断されている。
北半球では10月末の2週に渡って未消化の男女シックスネーションズが実施され、11月7日は休止。11月14日から12月5日にシックスネーションズ+招待チーム(2チーム予定)の国際大会が開催される見通しだ。
そこに招待されるチームに関しては、日本、フィジー、ジョージアの中のふたつと見られている。もともと日本は、11月14日にスコットランド 、同21日にアイルランドとの対戦が予定されていた。
ウエールズはシックスネーションズの未消化試合として、ホームでのスコットランド戦を残している。
しかし本拠地のプリンシパリティースタジアムは、現在、ウイルス感染者を受け入れるドラゴンズハート病院となっている。そのため、同スタジアムで試合をおこなうことはない。
南半球では、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(NZ、豪州、南アフリカ、アルゼンチン)を11月7日から12月12日の間におこなうことが提案されている。
1か国での集中開催が予定されており、ニュージーランド開催へ向け調整が進められているようだ。