2020-2021年シーズンからフランス、トップ14のクレルモン・オーヴェルニュでプレーする松島幸太朗がホームのマルセル・ミュラン・スタジアムで現地報道陣の取材を受けた(7月12日)。
「スタジアムに来て、実感が湧きました。これからチームメートと一緒に、早く慣れて、優勝できるように向上したい」とファンに向けてメッセージを送った松島は、現地報道陣に、このチームでプレーすることに決めた動機を、こう話した。
「ファンの熱気とスタジアムの雰囲気を見て、クレルモンに来たくなりました」
フランスでのプレー経験があるサントリー在籍時のチームメート、マット・ギタウにクレルモンの印象を聞いていたことも伝え、「観客席とピッチの距離が近く、雰囲気も凄そう。楽しみ」と笑顔をみせた。
トップリーグが中断となった後、個人レベルでコンディションを整えてきたという松島は、「フィジカル面はもっと高めなければ」と話しながら、「ここ数シーズンとワールドカップで残した結果は自信になっている」と精神面の充実を口にした。
チームのニーズ、コーチの指示を受けて「FBでもWTBでもプレーできる」と言い、「楽しみたい」と、前向きにチームにコミットしていく姿勢も示した。