ヨーロッパラグビー協会（ラグビーヨーロッパ）は7月10日、同地域の国別対抗戦で3部リーグに相当する「ラグビーヨーロッパ・トロフィー」の2019-2020シーズンのチャンピオンは、オランダ代表に決まったと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン途中で中断となり、全日程を終了できなかったが、協議の結果、オランダは残っていたスイスとの試合が引き分け扱いとなり、4勝1分（勝点21）でフィニッシュ。2位のスイスは2勝2分1敗（勝点14）となったため、オランダの1位が確定した。
オランダはまだラグビーワールドカップに出場したことはないが、現在、世界ランキング25位。ラグビーヨーロッパ・トロフィーは初優勝で、上位リーグ「ラグビーヨーロッパ・チャンピオンシップ」の最下位チームとの入替戦に進むこととなり、勝てば昇格となる。
チャンピオンシップの最下位チームは確定しておらず、入替戦の日程も未定。
今年のラグビーヨーロッパ・チャンピオンシップは、最終節の試合が延期となっているが、ワールドカップの常連国であるジョージアが4戦全勝ですでに大会3連覇を決めている。2位以下は混戦模様で、ポルトガル、スペイン、ロシア、ベルギー、ルーマニアが競っている。