7月3日朝、「ALLBLACKS.COM』は、オールブラックス (NZ代表)のボーデン・バレットが、来季サントリーに移籍することを発表した。2021年1月に開幕するトップリーグでプレーすることになったボーデンは、バレット3兄弟(オールブラックス 選出が兄弟で3人。きょうだいは8人)の次男。2016年、2017年には、2年連続でワールドラグビーの年間MVPに選出された、一流中の一流だ。
https://www.youtube.com/embed/3ot8fsRRywU
動画では、彼のプレーの特徴がふんだんに表れている。走る、蹴る、周囲を動かせる。アゴをぐっと引いた独特のフォームでのロングランは見もの。それが、後ろへの走り、ディフェンスで生かされるのも、彼の特徴だ。
2019年W杯日本大会へのキャンペーンでは背番号15をつけ、FBに入ったが、勝負どころでは10番のモウンガとのダブル司令塔態勢で、スクランブル攻撃に。観るものを引き込んだ。
残念ながら準決勝では剛力のイングランドにねじ伏せられる格好となったが、そのクリエイティビティはきっと、クラブラグビーではさらに異彩を放つ。生え抜きのサンゴリアス戦士たちとのコラボレーションが今から、楽しみだ。
バレットは昨年、ニュージーランドラグビーおよびブルーズと4年契約を結んだ。同サイトは、2021年に日本でプレーする計画は、その4年契約の一部で、サバティカル(さらに飛躍するための研究&充電期間)と報じている。
バレットは2021年1月開幕予定のトップリーグでプレーした後、2021年の国際シーズンに向けてニュージーランドに戻るとされている。