ラグビーリパブリック

元南ア代表のアプロンがトヨタを退団 前監督ホワイトがいるブルズに移籍

2020.05.15

トップリーグカップ2018-19決勝でのジオ・アプロン。この試合では主将を務め初優勝を遂げた(撮影:松本かおり)


 トヨタ自動車ヴェルブリッツは5月15日、2017年から3季在籍していた元南アフリカ代表のジオ・アプロンが退団することが決まったと発表した。

 キレの鋭いステップとスピードで“ポケットロケット”“ポケットダイナモ”などの異名を持つアプロンは、ユーティリティBKで、2018-2019シーズンのジャパンラグビートップリーグではフルバックでベストフィフティーンに選出された。南ア代表としては17キャップを重ね、2011年のワールドカップに出場している。
 10月には38歳となるが、走りは健在で、ラグビーに取り組む姿勢も高く評価されており、ヴェルブリッツ前監督のジェイク・ホワイトがディレクター・オブ・ラグビーに就任したブルズに新加入することが決まっている。

 アプロンはヴェルブリッツを通じ、「家庭の事情で南アフリカへ帰国することとなりました。ヴェルブリッツを離れることとなり、とても寂しく思います。このチームの皆さんには感謝しかありません。ヴェルブリッツを通して私は人として、選手として成長することができました。チームの皆さん、そしてファンの皆さま、素のままの自分を受け入れてくださり、本当にありがとうございました。ヴェルブリッツを通して出会った皆さんのことは一生忘れません。またどこかでお会いできますように」とコメントした。

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