豊田自動織機シャトルズの一員としてジャパンラグビートップチャレンジリーグを戦ったあと、スーパーラグビーに挑戦するためオーストラリアのワラターズに加入した元7人制日本代表のシオシファ・リサラが、3月6日のチーフス戦でデビューを果たした。
新型コロナウイルスの影響により試合会場変更で海外ツアーが長期化することになった日本チームのサンウルブズが、ワラターズの地元であるニューサウスウェールズ州のウーロンゴン・WINスタジアムでブランビーズと戦った数時間後、ワラターズは同会場でチーフスと対戦。
歴史的なダブルヘッダーの第2試合に背番号23をつけてベンチ入りしたリサラは、32点ビハインドの後半29分から出場し、右WTBでプレー。少ない時間に、劣勢だったチームでボールが回ってきたのは1回だけで、ディフェンスでも見せ場はなかった。
試合はチーフスが51-14で大勝。敗れたワラターズは1勝4敗(勝点5)となり、チーフスは4勝1敗(勝点18)でニュージーランド・カンファレンスの暫定首位に浮上している。
リサラが所属するワラターズは、同じオーストラリア・カンファレンスに入っているサンウルブズとホーム&アウェイで2試合組まれており、3月28日にシドニーで、そして5月8日に東京(秩父宮ラグビー場)で対戦する予定。