ラグビーリパブリック

新体制のウェールズ代表 元主将ウォーバートンがコーチングスタッフ入り

2019.11.18

闘将だったサム・ウォーバートン。指導者としてウェールズ代表に“復帰”(Photo: Getty Images)


 2018年に29歳の若さでプロラグビー選手のキャリアにピリオドを打った元ウェールズ代表主将のサム・ウォーバートンが、コーチングスタッフのひとりとしてウェールズ代表チームに復帰することが同国ラグビー協会から公式発表された。
 恐れ知らずのバックローでテストマッチ79試合に出場し、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのキャプテンも務めたウォーバートンは、ウェイン・ピヴァック新ヘッドコーチが率いる新体制で、テクニカルアドバイザーとしてディフェンスとブレイクダウンの強化を担当する。ハードワーカーゆえに首や膝などを何度も手術し、引退を余儀なくされたウォーバートンだが、激しいタックルと密集でのファイトは世界トップクラスだった。

 2019年のワールドカップでは4位に終わったウェールズ代表。12年間指揮を執ったウォーレン・ガットランドがヘッドコーチを退任し、ディフェンス指導のスペシャリストだったショーン・エドワーズも去ったため、新体制となる。

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