スーパーラグビーを運営するSANZAAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンの合同組織)が9月10日、来年の試合スケジュールを発表した。
開幕は1月31日で、オークランドはイーデンパークでのニュージーランドダービー、ブルーズ対チーフス戦がオープニングゲームとなる。レギュラーシーズン最終節は5月29、30日。中断なしで21週連続でおこなわれ、6月20日がプレーオフ決勝となる。
日本チームのサンウルブズは参戦5年目で初の地方開催をおこなうこととなり、2月1日に迎える初戦(レベルズ戦)は、福岡のレベルファイブスタジアムで開催されることが決まった。また、8試合あるホームゲーム(国内開催は7試合)のうち、第6節(3月8日)のブランビーズ戦は大阪・花園ラグビー場で開催されることも決定。そのほか、東京・秩父宮ラグビー場で5試合、シンガポールのナショナルスタジアムで1試合がおこなわれる。
日本チーム(サンウルブズ)は2020年大会を最後に除外されることが決まっており、スーパーラグビーに参戦するのは来年がラストシーズンとなる。元日本代表FWの大久保直弥氏が新ヘッドコーチになることが決定したが、国内最高峰リーグのトップリーグ(2020年1月12日~5月9日開催)と開催時期が重なるため、選手集めに苦労するのではないかとみられている。
サンウルブズを運営するジャパンエスアールの渡瀬裕司CEOは、「サンウルブズのスーパーラグビー参戦5年目となる2020年シーズンは、間違いなくこれまでの集大成となるべきシーズンです。ラグビーワールドカップのレガシーとすべく、初の地方開催となる福岡と大阪での試合も予定しています。一人でも多くのラグビーファンの皆さんに、世界最高峰のラグビーをスタジアムで楽しんでいただけることを期待しています」とコメントした。