フィジーの首都スバ(ANZスタジアム)で8月3日、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)の第2節の2試合がおこなわれ、今年秋に日本で開催されるワールドカップで日本代表と一緒のプールAに入るサモア代表は、同じくワールドカップ出場国のアメリカ代表に10-13で敗れた。
ワールドカップの前哨戦ともいえるPNCの開幕節でトンガ代表に逆転勝ちしたサモア代表だが、これで1勝1敗。初戦でカナダ代表を圧倒していたアメリカ代表は2連勝となった。
両チームともエラーが多く、決め手を欠き、挙げたトライは1本ずつ。
3点ビハインドで折り返したサモアは、後半32分にPGで10-10の同点にしたが、試合終了間際、アメリカが敵陣22メートルライン内のラインアウトからモールで前進したのに対し、サモアは反則を犯してしまい、アメリカの10番をつけたAJ・マギンティがペナルティゴールを決めて勝負がついた。
PNC初優勝を狙うアメリカ代表は、8月10日に同会場で日本代表と対戦する。
なお、3日にスバでおこなわれた第2試合は、フィジー代表がカナダ代表を38-13で下した。