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フィジー代表が62年ぶりの歴史的勝利 マオリ・オールブラックス倒した!

2019.07.13

(Photo: Fiji Rugby Facebook)

 今年のラグビーワールドカップで台風の目になるかもしれないと言われているフィジー代表“フライング・フィジアンズ”が、地元スバで歴史的勝利をあげた。7月13日にANZスタジアムでニュージーランドのマオリ代表“マオリ・オールブラックス”と対戦し、27-10で快勝した。

 フィジー代表がマオリ・オールブラックスに勝ったのは1957年以来、62年ぶり。ニュージーランド出身のジョン・マッキー ヘッドコーチが率いるフライング・フィジアンズは、昨年11月にはパリでフランス代表を初めて下しており、連続金星となった。

 フィジー代表は通算7勝20敗2分で迎えた30回目のマオリ・オールブラックス戦、昨年のNRC(オーストラリア国内大会)でフィジアン・ドゥルアの初優勝に貢献し大会新人賞に選ばれたライジングスター、FBアリヴェレティ・ヴェイトカニが躍動し先制した。LOレオネ・ナカラワなどがマジックハンドを披露、NO8ヴィリアメ・マタなどパワフルなボールランナーも多く、各選手の好走とオフロードの連続によるアタッキング、そしてフィジカリティも勝因となった。

 今回、フィジー代表とマオリ・オールブラックスの対決はホーム&アウェイでおこなわれることになっており、20日にはニュージーランドのロトルア・インターナショナルスタジアムで再戦する。

 その後、フィジー代表はパシフィック・ネーションズカップのために来日し、開幕節となる7月27日に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで日本代表と対戦する。

 ワールドカップでは、オーストラリア、ウェールズ、ジョージア、ウルグアイと一緒のプールDに入り、ベスト8入りをかけて戦う。

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