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U20世界選手権 開催国アルゼンチンが4強入り! NZは南アに敗れ優勝争いから脱落

2019.06.13

フランスを倒し喜ぶアルゼンチンの選手たち(Photo: Leo Galletto/World Rugby)

 ラグビー20歳以下代表の世界一を決める「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2019」は、アルゼンチンのロサリオなどで現地時間6月12日にプールステージ最終節の試合がおこなわれ、準決勝に進む4チームが決まった。

 開催国のアルゼンチンは、プールAの初戦でウェールズに敗れるという厳しいスタートだったが、1勝1敗で迎えたプール最終戦で、大会連覇を狙う前王者のフランスに47-26と攻め勝ち、トライ量産によるボーナスポイントも獲得して同組1位での4強入りを決めた。
 2勝1敗(総勝点11)となったフランスは、3組に分かれたプールの2位チームのなかで最も成績が良かったため、第4シードで優勝争いに残った。

ニュージーランドの選手にプレッシャーをかける南アフリカの選手(Photo: Getty Images)

 最多6回の優勝を誇るニュージーランドは、プールCで南アフリカと全勝対決をおこない、17-25で惜敗。1試合で4トライ以上、または7点差以内の敗戦で与えられるボーナスポイントも獲得できず、負けながらもトライボーナスポイントを加算していたフランスよりも総勝点が1ポイント少なかったため、優勝争いから脱落となった。
 ライバルとの熱戦を制した南アは唯一のプール戦全勝で第1シードとなり、7年ぶりの王座奪還を目指してノックアウトステージに進む。

 そして、今年のオセアニアラグビーU20チャンピオンシップで日本やニュージーランドなどを倒し優勝したオーストラリアは、プールBの最終戦でイングランドに31-56で敗れたものの、同組2勝1敗で並んだイングランド、アイルランドよりも総勝点(11)が多かったため、プールB1位通過で8年ぶりのベスト4入りとなった。

 準決勝は現地時間6月17日におこなわれる予定で、アルゼンチン対オーストラリア、南アフリカ対フランスという組み合わせになった。

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