ニュージーランドラグビー協会は5月14日、同国先住民族・マオリの家系に属するトッププレーヤーで結成される代表チーム“マオリ・オールブラックス”が、7月にフィジー代表とホーム&アウェイで2試合を戦うことが決まったと発表した。
第1戦は7月13日にフィジーのスバで開催され、第2戦は20日にニュージーランドのロトルアでおこなわれる。
どちらも試合前の情熱的なウォークライが有名で、マオリの「ハカ」とフィジアンによる「ジンビ」の競演から会場はヒートアップするに違いない。
フィジー代表にとっては、9月20日に開幕するワールドカップへ向けて貴重な強化試合となり、マオリ・オールブラックス戦後はパシフィック・ネーションズカップを控えている。同大会開幕日の7月27日は、岩手県の釜石鵜住居復興スタジアムで日本代表と対戦する予定。
ワールドカップで3大会ぶり3度目のベスト8以上を狙うフィジー代表は、2019日本大会ではプールDでオーストラリア代表、ウェールズ代表、ジョージア代表、ウルグアイ代表と戦う。