ラグビーリパブリック

マフィが日本代表活動に復帰! W杯へ向け強化合宿に追加招集

2019.03.04

ワールドカップ開幕まで200日。日本代表復帰へ熱い気持ちを持つマフィ(撮影:Hiroaki.UENO)

 昨年7月にニュージーランドで、当時所属していたレベルズ(オーストラリア)のチームメイトに対して暴行事件を起こし、謹慎して日本代表の活動から離れていたアマナキ・レレイ・マフィ(29歳/NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)が、千葉県浦安市で始まったラグビーワールドカップトレーニングスコッドの第5クールキャンプに追加招集された。

 殴った相手であるロペティ・ティマニ(現在、フランスのラ・ロシェルに在籍/元オーストラリア代表)との和解は成立していないが、日本ラグビー協会は、「アマナキ・レレイ・マフィ選手についてニュージーランドにおいて係属中の司法手続の進捗を見守っておりましたが、再三に渡り裁判期日が延期されたこと、更には今後の手続の日程が確定しておらず、短期間のうちに終結する見込みが立たないこともあり、本人と面談をおこない、十分な反省が伺えることから、3月4日からのワールドカップトレーニングスコッド合宿に招集することを決めました。ただし、今後、司法手続に進捗があった場合には、適宜、協会として判断する予定です」とコメントしている。

 マフィは2015年のワールドカップで歴史的な3勝に大きく貢献したひとりであり、レベルズ在籍時にはスーパーラグビーで大活躍し、ワールドクラスのナンバー8と高い評価を受けている。日本代表として出場したのは、事件を起こす前の昨年6月のジョージア戦が最後で、現在22キャップを持つ。

 NTTコムの一員としては、昨年11月24日のトップリーグ カップ戦で公式戦復帰を果たしていた。

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