日本ラグビーフットボール協会は20日、U20日本代表のヘッドコーチに遠藤哲氏(44歳)の就任が決定したと発表した。昨年まで指揮していた中竹竜二氏の後任。
選手時代にLOとして活躍し、ワールド、サニックス、リコーでプレーした遠藤氏は、2009年に引退して翌年から指導者としての本格的なキャリアをスタート。リコーで経験を積んだあと、2012年からジュニア・ジャパンやU20日本代表などのコーチングにたずさわり、昨春は日本代表のFWコーチとしてアジアラグビーチャンピオンシップ優勝に貢献、その後は関西大学のコーチも務めた。
U20日本代表は、昨年のワールドラグビーU20チャンピオンシップで最下位に終わったため降格となり、今年は下部トーナメントであるワールドラグビーU20トロフィーに出場する。
遠藤ヘッドコーチは、「大変光栄であるとともに、大きな責任を感じております。今年の『ワールドラグビーU20トロフィー2017』で優勝し、2018年には『ワールドラグビーU20チャンピオンシップ』に昇格します。そして世界に旋風を起こすために必要な準備をして、それを遂行していきます。将来の日本代表選手が輩出されるチームになるべく、各大学監督をはじめ全ての大学チーム関係者の方々からのご協力をいただき、U20チーム関係者全ての力を集結できるような、『繋がり』のある最高のチームとなって世界に挑みたいと思います」とコメントした。