ラグビーリパブリック

ジュニア・ジャパン、後半に追い上げるもサモアAに敗れる

2016.03.17
 フィジーのスバで開催されている「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ 2016」は、17日に第3節の2試合がおこなわれ、ジュニア・ジャパンはサモアAに22-42で敗れた。
 前半は0-26。「いわゆるアイランダーの激しいプレッシャーに押されて、思うように自分たちのラグビーができず、たくさんのミスからトライを奪われた」と中竹竜二ヘッドコーチ。ゲームキャプテンを務めたFL古川聖人(立命館大)は「受け身になって後手後手になってしまった」と反省する。
 しかし後半は自分たちで修正し、NO8井上遼(明治大)の連続トライなどで意地を見せた。
「後半だけでも点数、エリア、ボールポゼッションにおいて完全に勝つことができた。今日の経験を次の試合以降の糧にして頑張りたい。選手個々で見ると、タックルにしろボールキャリアーにしろ非常に成長した選手がいるので、これからのチーム作りが楽しみ」と指揮官は収穫を口にした。
 もう1試合はフィジー・ウォリアーズがトンガAに56-18で勝っている。
 4チーム総当たり戦の結果、フィジー・ウォリアーズが3戦全勝、サモアAが2勝1敗、ジュニア・ジャパンが1勝2敗、トンガAが全敗となり、21日におこなわれる最終戦の組み合わせは、決勝がフィジー・ウォリアーズ対サモアA、3位決定戦がジュニア・ジャパン対トンガAとなった。
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