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日本でも活躍した元南ア代表ダニー・ロッソウ、今季限りでブーツ脱ぐ

2014.05.07

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 欧州最強クラブを決めるハイネケンカップの連覇と、22年ぶりのフランス最高峰リーグ(トップ14)優勝が目前に迫ってきたトゥーロンだが、中心選手のひとりである元南アフリカ代表のLO/FLダニー・ロッソウ(36歳)が、シーズンが終わる今月末に現役引退することを明らかにした。
 フランスメディア『La Provence』のインタビューで、「今季が自分にとっての最後のシーズンだ。引退することを決めた。残り試合に自分の全力を注ぐ」と答えている。

 優勝請負人として知られ、母国のブルズに在籍中は南アフリカの最高峰大会であるカリーカップと南半球スーパーラグビーのタイトルを獲得し、南ア代表では2007年のワールドカップと2009年のトライネーションズで栄冠を掲げた。サントリーサンゴリアスに移籍してからも活躍し続け、ジャパンラグビートップリーグと日本選手権を制覇。2013年にトゥーロンに途中加入するやいなや、ハイネケンカップの準決勝と決勝でスタメンに名を連ね、同チームの欧州大会初優勝に貢献した。

 5月24日にカーディフでおこなわれるサラセンズ(イングランド)との2013-2014ハイネケンカップ決勝と、今週末から始まるトップ14のプレーオフ(トゥーロンは準決勝から。決勝は5月31日)が最後の大仕事となる。

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