フランス最高峰リーグ「トップ14」のプレーオフ決勝が現地時間６月１日にパリで行われ、リーグ戦４位だったカストルが同２位のトゥーロンを19−14で下し、1993年以来４度目の優勝を遂げた。
２週間前にヨーロッパ最高峰タイトルのハイネケンカップを制したトゥーロンだが、２季連続決勝で敗れ、２冠獲得ならず。相手SHロリー・ココットにトライを許し、追う展開となったトゥーロンは、2012−2013シーズンの欧州最優秀選手に選ばれたSOジョニー・ウィルキンソン（元イングランド代表）のペナルティゴールで一時は１点差に迫ったが、終盤にドロップゴール２本とペナルティゴール１本を追加され、試合終了間際の反撃もおよばなかった。
プレミアシップ（イングランド）、プロ12（セルティックリーグ）、そしてエッチェレンツァ（イタリア）のチャンピオンも先週末に決まっており、これで欧州主要リーグのシーズンは終了。６月は、各国代表チームおよびブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズの熱闘が繰り広げられる。