股関節の痛みに悩まされ、今季限りでの現役引退も熟考していた元イングランド代表のSOジョニー・ウィルキンソン(33歳)だが、現在所属するトゥーロン(フランス)と新たな1年契約を結んだことが明らかになった。16日、チームが公式HPで発表した。
2003年ワールドカップの主役であり、世界歴代2位のテストマッチ得点記録(1246点)を持つイングランドの英雄は、2009年にトゥーロン入団。今年1月に股関節の手術が成功して復活すると、4月7日のハイネケンカップ準々決勝(対レスター・タイガース)ではゴールデンブーツを披露して全得点を稼ぎ、チーム初の4強入りに貢献した。スター軍団のトゥーロンだが、ヨーロッパのクラブ最高峰タイトルを狙う上で、勝負強い経験豊富なウィルキンソンは欠かせない司令塔となっている。