2007年ワールドカップで大活躍し、チームメイトから祝福されるコンテポーミ(右)
(撮影:BBM)
敵地ミレニアムスタジアムで11年ぶりにウエールズ代表から勝利を奪ったアルゼンチン代表だが、先週末に行われたその試合にインサイドCTBで先発出場した前主将のフェリペ・コンテポーミが、右膝を負傷して、長期離脱することが明らかになった。今年から始まった南半球4カ国対抗戦(ラグビーチャンピオンシップ)を辞退してまで、所属するスタッド・フランセでの忠誠を誓ったコンテポーミだが、欧州でのテストマッチということで母国代表からの追加招集に応じ、その初戦で負傷という不運に見舞われた。
アイルランドの『Newstalk』というラジオ局の『Off the ball』という番組で、コンテポーミはインタビューに答え、痛めた右膝の後十字靭帯は手術の必要はないものの、3〜4カ月間はプレーは不可能であることを説明。しかし、不屈の闘志を持つ35歳のベテランに引退する考えはなく、スタッド・フランセが大事なシーズン終盤に突入する2月中か3月の、戦列復帰を目指す。