2007年ワールドカップで花形選手のひとりだった元フランス代表のLO/NO8セバスチャン・シャバルが20日、今季トップ14(フランス最高峰リーグ)で苦戦したリヨンと2年契約を結び、再びフランスラグビー界に戻ってくることが明らかになった。
長髪と豊かなあごひげも印象的な34歳の弾丸タックラーは、約2年半在籍したラシン・メトロと契約延長交渉で折り合わず、今年2月に退団。引退やラグビーリーグ(13人制)転向が噂された一方で、一時は豪州シドニーのクラブチームでプレーしていたため、南半球最高峰舞台のスーパーラグビーに参戦するのではないかと期待されていた。
リヨンは21日のアヴィロン・バイヨネ戦に19−20で敗れ、残り2節を残して最下位が決定。代表62キャップを持つシャバルは、来季は2部リーグで再出発することとなった。
高給取りとして有名だが、一部報道ではリヨンでの年俸は25万ユーロ(約2700万円)といわれている。トップ14のスタッド・フランセもシャバル争奪戦に加わっていた。