フランスのプロリーグを管轄するナショナルラグビーリーグ(LNR)は15日、最高峰リーグのトップ14に属しているビアリッツに対し、ホームスタジアム「パルク・デ・スポール・アギレラ」の使用を1試合禁止すると発表した。11月29日に同会場で行われたバイヨンヌ戦での乱闘騒動がその原因。フランス代表でもあるビアリッツのNO8イマノル・アリノルドキが試合序盤に相手FLと殴り合いとなり、息子を守ろうと興奮したアリノルドキの父親が観客席を飛び出してフィールド内に乱入、その相手に襲い掛かろうとした。
両クラブには5000ユーロ(約50万円)の罰金が科され、ビアリッツは来年最初のホームゲーム(2月第2週:トゥールーズ戦)の会場を新たに見つけなければならない。
そしてアリノルドキの父親は、今シーズンは「パルク・デ・スポール・アギレラ」の出入りは禁止となった。