フランスのパリで28日、同国プロリーグの年間表彰式が行われ、選手たちによる投票で決まるトップ14(フランス最高峰リーグ)の2011年最優秀選手に、モンペリエのSOフランソワ・トゥラン=デュックが選ばれた。
今年のワールドカップでは司令塔として期待されながら、大会途中にマルク・リエヴルモン代表監督(当時)から2番手扱いされ、SHモルガン・パラ(クレルモン)に「10番」を譲るなど悔しい思いをしたが、同じグラウンド上で見てきた戦友たちは、昨季トップ14で初めて決勝に進み王者トゥールーズを苦しめたモンペリエのエースを高く評価した。
なお、最優秀新人賞は、ワールドカップ決勝のオールブラックス戦で代表初キャップを獲得した、20歳のSHジャン=マルク・デュサン(トゥールーズ)が受賞している。