ライアン・クロス
昨シーズンのフランス最高峰リーグ「トップ14」で9位と低調に終わったペルピニャンは10日、元オーストラリア代表のCTBライアン・クロス(ワラタス)と、ワールドカップ(W杯)期間中の短期契約を結んだと発表した。トップ14は8月26日に開幕するが、チームの中心選手であるCTBダヴィド・マルティ、CTBマキシム・メルモスがフランス代表としてW杯出場が濃厚で、チーム合流は10月末になることが予想されるため。
ラグビーリーグ界(13人制)のスター選手だったクロスは、2006年6月に15人制転向を決断。2007年から4年間、ウェスタン・フォースの一員としてスーパーラグビーで活躍し、今年からワラタスに移籍していた。2008年6月のフランス戦でオーストラリア代表デビューを果たし、これまで18キャップを獲得した31歳のクロスだが、2011年W杯スコッド候補からは外れている。