2010−2011シーズンの欧州チャレンジカップ準優勝チーム、スタッド・フランセ(フランス)は30日、アルゼンチン代表主将の万能BKフェリペ・コンテポーミと2年契約を結んだと発表した。
2007年、アルゼンチン代表史上初のワールドカップ3位入賞に貢献し、同年のIRB(国際ラグビーボード)年間優秀選手のひとりにノミネートされたコンテポーミは、今シーズンまでトゥーロン(フランス)で活躍していた。しかし、同チームではイングランド代表のジョニー・ウィルキンソンが司令塔に立ち、来季は新戦力となるオーストラリア代表マット・ギタウが「12番」を着ることが濃厚なため、ポジションが重なるアルゼンチンのスターは移籍の道を選んだ。スタッド・フランセもまた、司令塔を務めてきたリオネル・ボクシスがトゥールーズ(フランス)へ流出するため、世界的SOを探し求めていた。
スタッド・フランセのマイケル・チェイカ監督とはレンスター(アイルランド)時代も師弟関係にあり、コンテポーミにとっては好都合。また、母国の仲間であるPRロドリゴ・ロンセロ、CTBゴンサロ・ティエシ、FBマルティン・ロドリゲスなどの存在も心強く、新天地での新たなチャレンジに燃えている。