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リーグ6位からの下剋上狙うモンペリエ 仏トップ14初の決勝進出

2011.05.29

  


 


 2010−2011シーズンのフランス国内最高峰選手権トップ14は、現地時間28日に準決勝第2試合「ラシン・メトロ92 vs. モンペリエ」戦が行われ、26−25でモンペリエが激戦をものにした。元フランス代表主将ファビアン・ガルティエがヘッドコーチを務めるモンペリエは、チーム創立1986年以来、初のトップ14決勝進出となる。
 レギュラーシーズンでリーグ6位と、ギリギリでプレーオフ進出を果たしたモンペリエは、リーグ2位のラシン・メトロに対し、一時23−6と17点差のリードを奪った。しかし、地力に勝るラシン・メトロは後半に入ってから、WTBシレリ・ボンボ、SOジョナサン・ウィスニウスキ、LOチョネ・ンゴヴのトライなどで逆転する。
 残り時間約5分で2点リードされたモンペリエは、それでも食らいつき、後半38分にアルゼンチン代表WTBマルティン・ブストス・モヤノがペナルティゴールを決め、再びリードを奪い返した。ゲーム再開後、ラシン・メトロは相手陣内でボールを確保し、SOウィスニウスキのドロップゴールにかけたが、決められず、ゲームオーバー。
 リーグ6位からの下剋上へまた一歩前進。プレーオフ1回戦でリーグ3位のカストルを、準決勝ではリーグ2位のラシン・メトロ92をともに1点差で撃破したモンペリエは、決勝戦で過去17回の優勝を誇るリーグ1位のトゥールーズに挑む。決戦は6月4日。