■関東大学リーグ戦1部
10月25日@足利ガスグラウンド(栃木)
【東海大 22-14 流経大】
関東大学リーグ戦は今週から後半戦に突入。栃木県の足利ガスグラウンドでは、ここまで4戦全勝で単独首位に立つ東海大が、同3勝1敗で3位につける流経大と対戦した。
これまで何度も死闘を繰り広げてきたライバルの激突らしく、立ち上がりからタイトなコリジョンが連続する熱戦となったこの試合。最初のスコアが生まれたのは前半11分だった。テリトリーで優位に立つ東海大は相手ゴール前のスクラムでペナルティを獲得すると、すかさずNO8ウェスリー ・トンガがクイックタップで仕掛ける。最後はラックサイドをFL張剛士が突き抜け、先制のトライを刻んだ。
しかしその後は流経大が再三ビッグタックルで相手を押し返すなど、ディフェンスで奮闘。ボールを奪えば身上のダイナミックなアタックで迷いなく仕掛け、徐々に流れを引き寄せる。25分過ぎには右コーナーのマイボールラインアウトでモールを押し込み、あと一歩でトライというシーンも作った。
もっともこの我慢の時間帯をしのぎきった東海大は、自陣から果敢にパスをつないで切り返し、勢いを取り戻す。そして迎えた35分、キックカウンターを起点に左大外のスペースを攻略し、WTB山口廉太がフィニッシュ。10-0とリードを広げて前半の40分を終えた。
これで東海大がペースをつかむかに思われたが、後半先に得点を挙げたのは流経大だった。気迫みなぎるヒットを連発して相手にプレッシャーをかけ、15分にゴール前のチャンスをCTBサナイラ・ロコトゥイブナが仕留める。ゴールも決まり3点差に詰め寄った。
東海大も26分、中盤のスクラムからBKのムーブで左タッチライン際をWTB山口が抜け出し15-7としたが、流経大は続くターンで相手陣深く攻め込み、キャプテンのFL豊田晃清が密集脇をねじ込む。ゴール成功で1点差に。
どちらに転んでも不思議ではない状況で突入した最終盤。勝負を決する瞬間が訪れたのは37分だった。ターンオーバーに次ぐターンオーバーで目まぐるしく攻守が入れ替わる中、こぼれ球を拾った東海大のFL細川聖が大きくゲイン。サポートするウェスリー・トンガへとつないでトライゾーンを陥れる。
22-14とワンチャンスでは逆転できない点差まで引き離した東海大は、精神的な優位性も生かしながら残り時間を着実に消化。ボーナスポイントこそ取れなかったものの、流経大の反撃をしっかりと封じ切り、開幕からの連勝を5に伸ばすとともに首位を維持した。
