■リポビタンDチャレンジカップ2026
10月24日@秩父宮ラグビー場(東京)
【日本 28-34 フィジー】
パシフィックネーションズカップ優勝の戦果を受けて世界ランキング9位に上昇した男子日本代表の2026年最後の国内テストマッチ。女子日本代表戦と併催するJRFU100周年記念試合に同ランキング10位のフィジーを迎え、PNC決勝に続く再戦に臨んだ。
先制点は日本が奪う。裏へ抜けるキックから右サイドの好位置でラインアウトのチャンスを得ると、時間をかけてモールを押し込みSH齋藤直人がグラウンディング。FB松永拓朗のコンバージョンも決まり、前半7分に7点を加えた。
しかし直後のリスタートでキックオフボールを落とすと、フィジーがスクラムから攻撃を重ね、10分にFLキティオネ・サラワがポールの左に同点トライ(G)をマーク。フィジーは続く15分にもターンオーバーから前進し、HOテヴィタ・イカニヴェレが中央にフィニッシュ、7点を加えて逆転した。
追う日本は22分、敵陣22mライン上のスクラムから展開し、2フェーズ目でLOワーナー・ディアンズが右中間を抜けて同点トライを奪う。25分には自陣でボールが乱れたミスを突かれて再びビハインドとなるも、35分にはラインアウトモールからのトライで同点に追いつき、21-21の同点でハーフタイムを迎えた。
同点トライの起点となったペナルティのニードロップタックルがファウルプレイ・レビュー・オフィシャルにより20分レッドカードと判定され、数的優位となった日本。しかし後半4分、フィジー陣内でターンオーバーを許すと一気に左サイドを抜かれて後半最初のトライを奪われた。
13分にはトライライン目前の左中間の攻防からLOディアンズが自身2トライ目を決めて同点に追いつく。しかし日本はその後、要所で精度を欠き追加点を奪えず。対するフィジーにはPG2本を決められ、28-34でメモリアルマッチを落とした。
エディー・ジョーンズHCは、敗戦という結果が「顕著に現れたのがターンオーバー数」とし、ブレイクダウンへ入るスピード、フィジカリティ、精度を課題に挙げた。
共同キャプテンの一人、LOワーナー・ディアンズも同調。「最初にブレイクダウンに入る選手が足りなかった」と振り返り、接点でのパフォーマンスを敗因の一つとした。
