■アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2026・3位決定戦
9月19日@秩父宮ラグビー場(東京)
【カナダ 19-16 アメリカ】
北米の隣国対決となったパシフィックネーションズカップ3位決定戦は9月19日、日本対フィジーの決勝に先立って秩父宮ラグビー場でおこなわれ、カナダがアメリカとの接戦を19-16で制した。
前半、先に主導権を握ったのはカナダだった。開始9分、相手陣での右ラインアウトからサインプレーを仕掛け、CTBベン・ルサージュが縦にラインブレイク。そのままあざやかなランでタックラーをかわして走り切り、先制トライをマークする。
その7分後には連続攻撃から左大外にオーバーラップを作り、フリーになったFLメイソン・フレッシュが左コーナーにダイブ。12-0とリードを奪った。
終始自陣での戦いを強いられていたアメリカもここから反撃に転じ、21分にようやく相手陣22メートル線内で攻撃機会をつかむと、中央のラックから逆目に振り戻してPRファカオシフォウア・ピフェレッティがラックサイドを突き抜ける。30分には正面約40メートルのPGをSOルーク・カーティーが成功。終了間際に自陣から狙った超ロングPGは惜しくも外れたものの、10-12と詰め寄って前半を折り返した。
波に乗るアメリカは後半開始早々にも正面35メートル付近で得たペナルティをSOカーティーのショットで3点に替え、13-12と逆転。しかしその後はカナダも徐々に勢いを盛り返し、18分に相手ゴール前でラックサイドをもぐったSHジェシー・キルゴアが右中間に飛び込み、19-13とふたたび前に出る。
その後は膠着した時間が続く中、アメリカは31分に正面約30メートルのPGをSOカーティーが成功。3点差で迎えた最終盤も最後の力を振り絞って懸命に攻め続け、ロスタイムに相手ゴール前でマイボールスクラムのチャンスをつかんだ。
トライを取り切りゴールも決めれば逆転勝利という場面だったが、カナダも渾身のタックルで対抗。最後はラックのこぼれ球をカナダのWTBリアム・ジェームズが拾って蹴り出し、19-16でフルタイムとなった。
