ラグビーリパブリック

【2026年度戦力分析・天理大学】BKの成長が鍵。

2026.09.11

小松節夫監督、SO中村仁副将

[天理大学(昨季大学選手権 ベスト8/関西大学Aリーグ 優勝)]

 昨季は全勝で関西リーグを連覇したが、大学選手権では2年連続の準々決勝敗退に終わった。捲土重来を期す今季の鍵を握るのは、大黒柱のSO上ノ坊駿介(現・神戸S)が抜けたBKだ。春はWTBルカス・フコフカ②やFBサイア・フィリモネ④ら主力が欠場。メンバーも固定できず、小松節夫監督は「ゲーム運びが悪くて頑張っているFWの足を引っ張ってしまった」と反省した。

 とはいえ、コンビを組んで3年目の和田雄翔④と山田晟大③の両CTBは、秋には揃う。新たな司令塔を担うSO中村仁④も、1年時から出場機会を得ている実力者だ。二度の前十字靱帯断裂で長らく戦列を離れていたが、指揮官は「もっと自信を持ってボールを動かしてほしい」と期待する。

 一方のFWはPR岡田大和、HO太安善明主将、PR井上魁の1列をはじめ4年生が多い。スクラムに定評のあるHO川内太陽④も力をつけており、太安主将はFL川越功喜④、NO8アリスター・サウララ③と強力なバックローを形成する可能性もある。

 卒業した両LOの穴は、ケニア代表キャップを持つアンディー・オモロウ①が埋める。197センチ、121キロの体躯を誇り、献身性も光る即戦力だ。ルーキーでは機動力のあるLO/FL辻信之、フィジカル自慢のNO8工藤春平も良いアピールを続ける。

 小松監督は「関西リーグに楽なゲームはない。一戦一戦負けずに成長できれば冬には面白いチームになれる」と展望した。

(文/明石尚之)

※ラグビーマガジン10月号(8月25日発売)の「大学ラグビー主要3リーグ各校戦力分析」を再編集し掲載。掲載情報は8月18日時点。

<夏季練習試合 結果>※Aチーム戦のみ
8月16日 vs明治大⚫︎14-40
8月20日 vs帝京大⚪︎33-17
8月23日 vs早稲田大⚫︎24-55
8月26日 vs東海大⚫︎21-45

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