ラグビーリパブリック

【2026年度戦力分析・京都産業大学】変化を加えて壁突破へ。

2026.09.10

廣瀬佳司監督、石橋チューカ主将

[京都産業大学(昨季大学選手権 ベスト4/関西大学Aリーグ 2位)]

 大学選手権で5年連続4強入りの京産大は、今季から新たな変化を加えている。

 スクラムで右PRがHOの肩の上に腕を回す独特なスタイルを貫いてきたが、オーソドックスな組み方を採用。廣瀬佳司監督いわく「選手の好みや対戦相手によって変える」というが、「対策されると前に出られない課題があった」とその意図を語る。

 もう一つは、北川俊澄FWコーチの招へいだ。指導は多くて週2日ほどだが、「FWプレーで新しいことを取り入れたい」とお願いした。悲願の日本一に向け、「自分たちのこだわりをしっかり作りたい」と指揮官は言う。

 リーダー陣の提案も受け、春の強化軸をディフェンスとセットプレーに設定した。関西春季Tでは僅差勝負を勝ち続けて優勝と、一定の成果を得た。

 スクラムの核となる右PRは、ともにU23日本代表の八田優太④と佐名木風雅③が競争中。一方の左PRは、「リーダーの自覚が出てきた」と評される小林龍昇④が当確。LO石橋チューカ主将④とともに防御の要であるFL高木彗那③も外せない選手だ。

 そのFWを得意のキックで効果的に前に進めたのが、新たにSOに就いた朝野楽②。バックスリーもプレー可能な太田陸斗③と争いを続ける。CTBも神拓実③のケガの影響で顔触れは変わり、金子健伸③と元WTBの乗松龍志②が台頭した。

 FW、BKともに練度を高め、まずは関西の覇権を取り戻したい。

(文/明石尚之)

※ラグビーマガジン10月号(8月25日発売)の「大学ラグビー主要3リーグ各校戦力分析」を再編集し掲載。掲載情報は8月18日時点。

<夏季練習試合 結果>※Aチーム戦のみ
8月20日 vs明治大⚫︎21-31
8月23日 vs東海大⚪︎47-21
8月26日 vs早稲田大⚫︎35-53

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