[法政大学(昨季関東大学リーグ戦1部 6位)]
目標は日本一。FL/LO植浦慎仁④を筆頭に1992年度以来の頂点を狙う。守備スタイルは伝統のラッシュ系。U23日本代表のLO山内滉太④やFL大沢空③が守備を牽引する存在だ。FWの能力が守備力優位であり、重戦車スタイルは現実的ではない。そこでチームが志向するのはハイテンポの展開ラグビー。そのフィニッシュを飾るキーマンの一人は、CTBもカバーするWTB/FB福本耀③だ。新人ではU20日本代表のFB須田琥珀①が主力に絡む。SH林友來①もスタメンをうかがう勢いだ。
昨季は6位(2勝5敗)に終わった。2季ぶりの選手権出場を逃した反省から、今季はフィジカル強化に着手。2季目のケン・ドブソンHCがこだわる練習中のコンタクトも強度が上がってきた。ただ春季交流大会はBグループで2勝3敗(3位)。2勝の相手は日体大と流経大。一方で帝京大に大敗を喫し、慶大と立正大に競り負けた。目下の課題は、展開ラグビーの起点でもあるセットプレーの安定。そして「勝ち癖をつける」(植浦)こと。その意味においてリーグ開幕戦は重大な一戦となる。相手は大学選手権の決勝(2000年度)で戦ったこともある関東学大。初戦で勝ち癖をつける白星を挙げられるか。
(文/多羅正崇)
※ラグビーマガジン10月号(8月25日発売)の「大学ラグビー主要3リーグ各校戦力分析」を再編集し掲載。掲載情報は8月18日時点。
<夏季練習試合 結果>※Aチーム戦のみ
8月17日 vs摂南大●19-47
8月20日 vs近畿大●28-57
8月23日 vs関西大●12-64
