[立命館大学(昨季関西大学Aリーグ 7位)]
昨季は関西春季Tで優勝を遂げながら、秋には7位まで下降した立命大。今季は6年ぶりに中林正一氏が監督に復帰し、静岡ブルーレヴズでアナリストだったOBの小藤大洋氏をBKコーチとして呼び戻した。中林監督は昨季をこう振り返る。
「関西で勝った経験がなかったので、春のタイトルを獲りにいきました。そこで自信を掴んだのは良かったけど、調整した分、練習の強度が下がりました。そのせいか、シーズン中にけが人をたくさん抱えてしまいました」
今春もNO8𠮷川大智主将④をはじめ主力にけが人を抱え、関西春季Tは7位と振るわなかった。彼らが戻る夏に「急ピッチでコネクションを高めていく」ことが必要だ。菅平合宿前には大学の寮を活用して1週間のキャンプを実施し、結束力を高めた。
もっとも、主力メンバーが揃えば今季も上位校に食い込む力を有している。FW第1列は昨季U20日本代表のPR髙橋凜乃介③、U23代表のHO田中京也③、PR鍋島孝碩④と充実。名取稜太郎④、昨季U20代表の加賀谷太惟②の両LOは185センチ超と大型だ。
BKのポジションは流動的だが、FB川口慧大②、CTB齊藤泰生②、CTB中田悠太②、WTB西村長④と実力者は多い。スキルを使ってスペースに攻めるスタイルは昨季と同様。ハイボールキャッチが強みのWTB三浦遼太郎④へのキックも効果的に使いたい。
「プレッシャーがかかった状況では選択肢や視野が狭まる傾向にある。自分たちのやることを信じてやり切れるかがテーマ」と指揮官。虎視眈々とアップセットを狙う。
(文:明石尚之)
※ラグビーマガジン10月号(8月25日発売)の「大学ラグビー主要3リーグ各校戦力分析」を再編集し掲載。掲載情報は8月18日時点。
<夏季練習試合 結果>※Aチーム戦のみ
8月21日 vs日本大○59-21
8月23日 vs流通経済大○45-35
