9月におこなわれるカナダ戦(5日@新潟)およびパシフィックネーションズカップ(12日@花園、19日@秩父宮)に向けた日本代表の合宿が、8月27日より宮崎市でスタートした。29日(土)の夕方にはトレーニングが一般公開され、およそ500人のファンが見守る中で選手たちが精力的にメニューを消化した。
17時に始まった公開練習は、まずグループ別にアジリティを意識したウォームアップをおこなった後、FWとBKに分かれてユニットのドリルを実施。FWはオーウェン・フランクスコーチのリードでスクラムセッション、BKはタックルのドリルに取り組んだ。
FWでは今回、キャプテンのLOワーナー・ディアンズがコンディションの都合により選考対象外となったが、205センチのルアン・ボタが初参加。ハリー・ホッキングス(208センチ)、マイケル・ストーバーグ(202センチ)と2メートルを優に超えるLOが並び立つ様は壮観で、インターナショナルの舞台でもまったく引けを取らない布陣になってきたことをあらためて感じさせた。
続いてFW、BKをミックスしてディフェンスセットのトレーニングをおこなった後は、3つのグループに分かれてのアタックディフェンスを実施。エディー・ジョーンズHCの指揮のもと、目まぐるしく攻守が入れ替わるトランジションにフォーカスした練習に取り組んだ。
最後は15人対15人でのゲーム形式のセッション。ポイントを移動しながらほぼ実戦に近い形で激しく体を当て合い、約1時間のトレーニングを締めくくった。全体練習の後はFWがセットピース、BKはムーブの確認やハイボールキャッチなど個別のメニューをおこない、その後は観覧に訪れたファンに対応する機会も設けられた。
昨年秋の欧州遠征以来9か月ぶりに代表復帰を果たしたCTB/WTB長田智希は、今季自身初となる合宿の印象を「初日から強度の高いメニューをガッツリやっていて、すごくハードですけど充実しています」とコメント。ネーションズチャンピオンシップやオーストラリアとの2連戦を経てきた現在のチーム状況については、「試合は負けが多かったですが、いい感触をつかんだ、自信をつけたというのは感じる。すごくいい雰囲気で合宿ができています」と笑顔で語った。
