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服部亮太[早稲田大/SO]が高精度キックでトライアシスト。練習試合・京産大戦の勝利に貢献

2026.08.27

8月26日の京産大戦、後半7分までプレーした早大SO服部亮太(撮影:木村大輔)

 菅平高原で夏合宿をおこなった早稲田大学が8月26日、夏のトレーニングマッチ最終戦となる京都産業大学戦に臨み53-35で勝利を挙げた。先発出場したSO服部亮太は効果的なキックで幾度もチャンスを演出し、今夏の集大成となる一戦の勝利に貢献した。

 序盤からハイテンポな攻撃を仕掛けた早大は3連続トライで17点を先行するも、追い上げた京産大が3点差に迫る。迎えた前半33分、ペナルティ起点のラインアウトから左方向への展開で、SO服部が左足から斜め前方へパントキックを放つ。トライゾーンに落ちたボールは内側へバウンドしてFB吉廻温真の手へ収まり、早大が再び流れを取り戻すトライにつながった。

 後半最初のトライも服部の「足」から生まれる。7分、敵陣深い位置から戻されたボールを中盤の左サイドからクイックスローでリスタートした早大。服部が右足からハイパントを蹴り上げると、CTB島田隼成が再獲得に成功してレッドゾーンに侵入した。続くフェーズ、22mライン上でボールを受けた服部は右大外のトライライン手前にクロスキックを放ち、走り込みながらダイレクトキャッチしたWTB鈴木寛大がリードを広げるトライをマークした。

 服部はこのプレーを最後に1年生のSO竹山史人と交代。その後も優位を保った早大が、夏合宿最後のゲームで勝利をつかんだ。

 京産大戦ではアタックのテーマに「オールオプション」を掲げた。全員が常に選択肢となり得る動きを目指した中で、攻撃の舵取りを担った服部は「コリジョンも強くて、良いアタックができた」と振り返った。

 多くのチャンスを演出しトライをアシストした自らのキックについては「フィールド内でのキックは悪くなかった」と手応えを示しつつも、6分の4が外れたコンバージョンキックは「成功率を上げていきたい」と反省を口にした。

 佐賀工高出身の服部は2024年に早大へ入学。観衆のどよめきを生むロングキックや鋭いランを武器に1年からSOのレギュラーをつかんだが、これまでの2年間はいずれも全国大学選手権決勝で敗れ、惜しくも日本一には手が届かなかった。

 昨季、大学日本一に輝いた明大・SO伊藤龍之介は日本代表に定着している。「僕自身も日本代表に行きたいという思いがある」という服部は、同世代の国際舞台での活躍を目にして「かなり刺激は受けています」と心境を明かす。

 野望を実現させるためにも「早稲田で『荒ぶる』を取るために入学してきた」というチームで栄光をつかみたい。いよいよ始まる3季目の挑戦へ向け、この夏で得た経験と課題を生かし「正確なプレー」で頂点を目指す。

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