日本ラグビー協会は8月25日、15人制女子日本代表“サクラフィフティーン”のヘッドコーチに北川俊澄氏(45)が同日付で就任したことを発表した。
京都府京都市出身の北川俊澄新HCは伏見工高、関東学大卒業後、トヨタ自動車に加入。40歳までプレーを続け、2021年に日野で現役を引退した。日本代表キャップは43を重ね、2011年W杯にも出場した実績を有する。
引退後は日野RDでアシスタントコーチに就き、2023年からは男子高校日本代表FWコーチおよびYOKOHAMA TKMでFWコーチ総監督補佐を務めた。
2025年、アジアラグビーエミレーツチャンピオンシップ(ARC)で女子日本代表FWコーチを担った。同年の女子W杯終了後にレスリー・マッケンジーHCが退任し、2026年のARCでは北川氏がHC代行としてチームを指揮していた。
この日におこなわれた記者会見には北川俊澄HCと有水剛志 女子日本代表ディレクターオブラグビーが出席。有水DORはサクラフィフティーンのこれまでの戦いぶりや特性をふまえて、スピードや守備力の向上が必要になるという「ラグビー観」が一致したことが、北川HCの就任理由の一つであることを明かした。
北川HCは現在世界ランキング10位につけるサクラフィフティーンのポテンシャルを「トップ8を狙うに値する」と明言。これまでの強みであるセットプレーとキックを用いたエリアマネジメントに加えて「もっとスピードのある展開をもってトップ8を狙いたい」と展望を述べた。
チームのキーワードには「サクラファースト」というフレーズを掲げる。
この言葉には、桜のエンブレムへの「誇り」と、選手・スタッフ・ファンと築く「信頼」、そして今までの強みを残しながら新しい力を積み上げて、2029年W杯でベスト8をめざす「挑戦」という意味合いが込められているという。
北川HCの初陣は9月4日の17時、福岡・JAPAN BASEで世界ランク13位のフィジー代表と対戦する。
