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約4年ぶりテストマッチ。日本代表・メイン平は「勝てた試合だっただけに悔しい」

2026.07.14

アイルランド戦で2キャップ目のメイン平(Photo/Getty Images)

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 久々のテストマッチだった。

 メイン平が日本代表の11番をつけたのは2026年7月11日。オーストラリアのニューカッスルにあるマクドナルドジョーンズスタジアムで、当時の世界ランクで9つ上回る3位のアイルランド代表にぶつかった。新設ネーションズチャンピオンシップの前半3連戦の2試合目である。

 早速ミスを帳消しにした。自身のダイレクトタッチにより自陣10メートル線付近左で相手にラインアウトを与えるも、そのボールが後ろにそれたのをキャッチした。しなやかな足取り。目の前の防御をかわし、約60メートルを走破した。先制トライを決めた。 

 相手ボールのラインアウトの後ろ側に、WTBの片方が入るのが約2週間前からの決まり事。セオリー通りにポジショニングしていたら、「たまたまボールが来た」との感触だ。

「まあ、すごいいいチャンスが来た感じです」

 身長178センチ、体重89キロの25歳。リコーブラックラムズ東京へ入る’20年までの約1年半の間、ニュージーランドへ留学していた。グラウンドキーパー、飲食店店員、配管工など様々なアルバイトをしながらノースハーバーマリストというクラブに在籍し、選手としてのキャリアアップを目指した。帰国後にプロになった。

 まもなくナショナルチームに絡み、’22年6月18日のウルグアイ代表戦で初めてテストマッチを経験した(〇34-15/東京・秩父宮ラグビー場)。今回は、それ以来となる正規の代表戦である。

 BKの複数ポジションをカバーできるが、いまはWTBを主戦場に攻守逆転時の反応、ボディバランス、プレー選択の多彩さを持ち味とする。国際舞台のトレンドとなったハイボールの奪い合いにも意欲的だ。

 この日はその空中戦であまり競り負けなかったが、地面に転がった球がアイルランド代表へ渡りがちだった。20-36で敗れたのを受け、メインは次戦を見据える。

「今年のジャパンはハイボールへの競りを本当に強みにしている。ただ、競った後のこぼれ球への執着心は相手が上回っていた。ここは。意識で変わる部分。来週、またチャンスがある。そこで上回って、自分たちのアタックができるようにしたいです」

 件のアイルランド代表戦では、CTB陣が相次ぎ故障。万能型の平は本来と異なるアウトサイドCTBをカバーした。「想定外」だった。

 こちらも急遽インサイドCTBへ入ったティエナン・コストリーと急場をしのぐべく「自分たちでゲインライン(攻防の境界線)を切っていこう」と話し合ったものの、13-19で突入した後半に何度も決定機を逃したのは悔やまれた。
 
「(試合後の)ロッカールームはすごく静か。勝てた試合だっただけに、悔しい思いがあって。(終盤に)ペナルティ、エラーを重ね、モメンタム(勢い)を取り返せない苦しい時間帯があったので、改善したいです」

 日本代表は4日、秩父宮でイタリア代表との初戦を27-10で制していた。そのため世界ランクを決めるポイントを前向きに変動させ、13日付で11位にランクアップした。18日には東京・国立競技場で、同4位のフランス代表と対峙する。

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