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【関西大学春季トーナメント】関西の春王者は京産大!天理大との激闘制す。近大と関西大の3位決定戦は同点

2026.06.29

2季ぶりの6度目の優勝を飾った京産大(撮影:宮原和也)

■関西大学春季トーナメント
6月28日@天理親里競技場(奈良)
【京都産業大 28-24 天理大】

 関西大学春季トーナメントの1位〜4位の順位決定戦2試合が6月28日に天理親里競技場でおこなわれた。

 決勝では近年の関西リーグを牽引してきた京産大と天理大がぶつかり、京産大が28-24で逆転勝利を収めた。2季ぶり最多6度目の優勝を飾った。

 京産大は立ち上がりにペースを握った。開始16分にスクラムを起点に敵陣深くに侵入、最後はFL石橋チューカが一人を弾いて抜け出し、そのままトライゾーンに入った。

 その3分後にはWTBエロニ・ナブラギの突破で追加点を挙げる(CTB金子健伸のトライ)。14-0とリードを広げた。

 しかし、以降は天理大が反撃開始。LOアンディー・オモロウのパワープレーやCTB山田晟大のランなどで好機を生み、4連続トライで24-14と逆転してハーフタイムを迎えた。

 それでも京産大は後半に入ると、SH村田大和のトライセーブやスクラムでのペナルティなどで徐々にモメンタムを取り戻す。スコアを動かしたのは17分。スクラムでの猛プッシュからWTBエロニが中央突破で3点差に迫った。

 その後も京産大が敵陣でボールを保持し続け、最終盤にまたしてもスクラムで連続のペナルティを奪う。最後は村田がその直後にタップで速攻を仕掛け、トライラインを越えた。

 天理大の小松節夫監督は「後半に点を取れなかったことが敗因。うまくエリアを取れませんでした。ただ、重たいFWを戦えたことは良い経験になった」と試合を振り返った。

 京産大の廣瀬佳司監督は「前半に良いスタートを切れた後に4トライを取られたが、後半にもう一度やってきたことを発揮してくれました。素晴らしいゲームだったと思います。天理大に勝てたことは自信になる」と語った。

天理大SO中村仁(撮影:宮原和也)
3位でフィニッシュした関西大(撮影:宮原和也)

■関西大学春季トーナメント
6月28日@天理親里競技場(奈良)
【関西大 31-31 近畿大】

 3位決定戦は近大×関西大。激しい攻防の末、31-31とドローで試合を終えた。

 前半を優位に進めたのは近大だ。先制トライは開始4分。刺さるタックルの連続で攻撃に転じ、CTB西柊太郎のクロスキックを受け取ったWTB六川統和がトライゾーンに入る。

 その後もHO井上晴貴、PR柴田佳祐が立て続けにスティールを決め、19分にはスクラムで猛プッシュ。ゴール前で押し切り、追加点を挙げた。

 関西大の反撃は17-0で迎えた35分。決定力を欠いたアタックが続いていたが、PR森下陽希が左隅を抜け出す。7-17で前半を終えた。

 後半は関西大がスクラムを修正したことで、序盤は膠着状態が続く。17分にはモールトライで3点差まで迫り、その4分後にはFL岡田薫瑠のスティールとトライで21-17と逆転した。

 しかし、以降は近大がセットプレーからアタックで、BKが少ないフェーズで仕留める。24分、29分の連続トライで31-21と再びリードを奪った。

 モメンタムが交互に移った後半は、終盤に入ると再び関西大がペースを掴む。スクラムでペナルティを得てゴール前に入り、FWでの局地戦を制したのが37分。

 そしてロスタイム。NO8中川一星のスティールを得点に繋げた。モールでのトライで31-31。コンバージョンは外れ、同点のままノーサイドの笛が鳴った。

 近大のHO井上晴貴主将は「試合を通して強みを出せたところもありながら自分たちの弱さが出てしまったと感じています。秋シーズン0試合目の意識で今日の試合に臨んで、秋にもっと強い近大を見せるきっかけになる試合になった」と語った。

 関西大の佐藤貴志監督は「昨春の近大戦は大差で終えてしまったこともあり、今日は春やってきたことを出せて同点に持ち込めたことには満足しています。ただ、まだまだ伸びしろはある」と秋を展望した。

トライゾーンに入る近大(撮影:宮原和也)
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