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【JAPAN XV】逆転でマオリ・オールブラックスに敗れる。後半、4連続トライを献上

2026.06.27

SO伊藤龍之介はランニングスキルを見せつけたが、及ばなかった(撮影:早浪章弘)

■リポビタンDチャレンジカップ2026
6月27日@パロマ瑞穂スタジアム(愛知)
【JAPAN XV 31-38 マオリ・オールブラックス】

 日本代表に準ずる「JAPAN XV」が、ニュージーランドの先住民マオリの血統を持つプレーヤーによる選抜チーム「マオリ・オールブラックス」と3年連続でマッチアップした。今年の舞台は建て替え工事を終えて4月にリニューアルオープンした、名古屋のパロマ瑞穂スタジアムだ。

 先制点はJAPAN XVが奪う。前半8分、敵陣深い位置のラインアウトから左方向に展開すると、SO伊藤龍之介が右サイドへクロスキックを放ち、WTB植田和磨がファーストトライを奪う。FB松永拓朗のコンバージョンも決まりJAPAN XVが7点を先行した。

 マオリ・オールブラックスもすぐに反撃する。14分に中盤のスクラムから左サイドに展開し、内方向へのオフロードパスを受けたSHアダム・レノックスがトライゾーン中央に走り切り同点に追いついた。

 その後は均衡した展開が続いたが、30分を過ぎたところでマオリ・オールブラックスは2人が立て続けにイエローカードを受けフィールド上のプレーヤーが13人となる事態に陥る。数的有利のJAPAN XVは33分、ラインアウトモールのトライで勝ち越す。

 勢いに乗るJAPAN XV。36分にはCTBディラン・ライリーが右中間をクリーンブレイクしてトライ。39分にもSO伊藤が左方向へ放ったキックをWTBイノケ・ブルアがトライゾーンで押さえる。前半4トライを奪ったJAPAN XVが24-7とリードしてゲームを折り返した。

 一時退場者が戻った後半はシーソーゲームが展開される。17点ビハインドのマオリ・オールブラックスは9分、キャプテンCTBベイリン・サリヴァンが右中間のトライゾーンに鋭く切り込む。13分、今度はJAPAN XVのFB松永が弧を描くように走り切り右サイドにトライをマークしてリードを保った。

 ラスト20分の“最終クォーター”にマオリ・オールブラックスは一段階ギアを上げる。後半23分、スクラムからフェーズを重ねてFLテカマカ・ハウデンが右中間にねじ込みトライ。続く27分にはオフロードパスをつないでSHサム・ノックがフィニッシュ。1チャンスで逆転可能な3点差に迫った。

 マオリ・オールブラックスはその後もテリトリーで優位に立ち続ける。35分にはSOタハ・ケマラが4人のタックルを受けながら粘り腰でトライゾーンに辿り着き、ついにゲームをひっくり返した。

 2点のビハインドを背負ったJAPAN XVは自陣から攻撃を仕掛ける。しかしSO伊藤が激しいタックルを受けボールを落とすと、ルーズボールに反応したマオリ・オールブラックスのCTBゼイビ・タエリがとどめのトライをマークしてゲームを締めた。

 後半の4連続トライで逆転したマオリ・オールブラックスが38-31で勝利を収め、JAPAN XVは2年ぶりの白星を逃した。

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