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エディー・ジャパン、2026年のテーマは「共に超速」。新大会は「最も注目される印象に残るチームを目指す」

2026.06.10

日本代表の指導に復帰したエディー・ジョーンズHC(撮影:木村大輔)

「日本代表宮崎合宿」の参加メンバーを発表した6月10日、エディー・ジョーンズHCが記者会見に出席した。

 冒頭、U23日本代表オーストラリア遠征中の試合でマッチオフィシャルへ不適切な発言をしたことで減俸および6週間(聞き取り調査をした4月24日から6月5日まで)日本代表HCとして指導自粛の処分を受けた件でジョーンズHCが「この度はラグビーという競技に対して、敬意を欠く行動を取ってしまったことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

 不適切発言に至った理由について「自分の率いている若手主体のチームが、不公平な扱いを受けていると感じたからです。しかし、それは間違った判断でした。今後はラグビーという競技に対して大きな敬意を持って尽くしていくことを誓います」とコメントを述べた。

 ジョーンズHCは日本協会の倫理・処分規程で4試合の出場停止処分を受けている。5月22日と29日の日本選抜対ホンコン・チャイナ選抜戦2試合は経過したが、6月27日のJAPAN XV対マオリ・オールブラックス戦、7月4日の日本代表対イタリア代表戦には参加・関与ができず、試合会場にも入れない。

 13日から始まる日本代表宮崎合宿のセレクションはジョーンズHCが担い、期間中の指導もおこなう。今年新設された新大会「ネーションズチャンピオンシップ」で、7月にイタリア(4日@秩父宮)、アイルランド(11日@オーストラリア・ニューカッスル)、フランス(18日@MUFG国立)との3連戦が待ち受けている。ジョーンズHCは「今回のトーナメントで、最も注目されるような印象に残るチームを目指す」と意気込む。

 今回のスコッドには「JAPAN TALENT SQUADプログラム(JTS)」に参加したPR大塚壮二郎[関西学大]、SH渡邊晴斗[近大]、SO伊藤龍之介[明大]の3名の大学生プレーヤーを選出した。昨年のJTSに参加し、今季アーリーエントリーで神戸Sに加入して新人賞を獲得する活躍を見せたFB上ノ坊駿介も初めて召集した。

 ジョーンズHCは、JTSについて「選手層を厚くすることができましたし、日本が目指すアタックの構築に役立っている」と果たす役割について振り返った。

 日本代表では昨年のパシフィックネーションズカップ以降、LOワーナー・ディアンズ[SRPハリケーンズ]がキャプテンを務めてきた。今回のキャプテンは「確定させるのは全員集合した後にしたい」としながら、昨年ディアンズが発揮したキャプテンシーについて「チームに一体感をもたらしましたし、グラウンド内でも冷静に皆を仕切ってくれた」と高く評価。今回もキャプテンの「有力候補」と表現した。

 一方、昨年のテストマッチ全11試合で先発SOを任せた李承信[神戸S]は負傷による手術が必要で長期離脱が見込まれている。ポジションを埋めることになる小村真也[トヨタV]と伊藤龍之介[明大]には「ボールを欲しがる10番になってほしい」といい、自ら仕掛ける動きを求めた。

 2024年の再就任以降、「超速ラグビー」を標榜するエディー・ジャパン。2026年のスローガンは「共に超速」を掲げる。重要性を増す攻守の切り替え=トランジションでの連携や、アンストラクチャーの状況において直ちに3名が共にプレーする迅速さを追求するという。

 なお空席となっているアタック担当アシスタントコーチについて、永友洋司チームディレクターは「今はまだ正式に発表できない状況」と説明。宮崎合宿中にも候補者と面談するという。

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