■NTTリーグワン2025-26 プレーオフトーナメント 決勝
6月7日@MUFGスタジアム(国立競技場)
【神戸S 22-13 S東京ベイ】
2018年度以来の日本一となるリーグワン初制覇へ王手をかけたコベルコ神戸スティーラーズと、3季ぶりの頂点を目指すクボタスピアーズ船橋・東京ベイが激戦を繰り広げた。
序盤はやや硬さの見えたスティーラーズに対し、良い形でゲームに入ったスピアーズがテリトリーで優位に立つ展開に。前進したスピアーズは16分のPGで3点を先制した。
その後両チームがPGを1本ずつ加えると、スピアーズのFBショーン・スティーブンソンがキックオフボールを蹴り返し、50:22成功でチャンスメイク。25分には続くフェーズでPR為房慶次朗が左中間にねじ込み、ファーストトライを奪った。(13-3)
徐々に攻撃の形ができてきたスティーラーズは29分、FB上ノ坊駿介が裏へ抜けるキックを放つとWTBイノケ・ブルアが収めて左スミにグラウンディング、7点を返した。さらに前半終了間際にもSO李承信がPGを沈めて同点に追い付き、13-13のイーブンでハーフタイムに突入した。
後半、圧力を高めたスティーラーズはPG2本を決めてリードを奪う。以降も接点で強みを発揮して何度も相手ボールのスティールに成功、ゲームを自分たちのペースに持ち込んだ。
終盤にスパートをかけたスピアーズのアタックを封じ、攻撃に転じた40分にとどめのPGを沈めてノーサイド。22-13で激闘を制したスティーラーズが5季目のリーグワンで初めて頂点に立った。
共同キャプテンの一人としてスティーラーズを牽引し、この日のプレーヤーオブザマッチに輝いたLOブロディ・レタリックは後半のパフォーマンスについて手応えを語り「個人の能力も含めて、ターンオーバーがうまくできて、モメンタムを出し切ることができた」と総括した。
一方、スピアーズは2季連続でファイナリストとなるも決勝で涙を呑んだ。キャプテンのNO8ファウルア マキシは勝負が分かれた後半について、「規律が乱れて自分たちにプレッシャーがかかった」と語り、悔しさを表現した。
