レギュラーシーズンの対戦成績は1勝1敗。開幕戦ではクボタスピアーズ船橋・東京ベイが33-28で勝利したものの、最終節での再戦はコベルコ神戸スティーラーズが24-19で雪辱している。2025-26シーズンの集大成であるプレーオフファイナルは、まさに雌雄を決する戦いとなる。
6月6日、リーグワンのプレーオフファイナルに向けた前日会見が都内でおこなわれ、出場する両チームの首脳陣が意気込みを語った。
登壇したのはスティーラーズのデイブ・レニーHC、ブロディ・レタリックキャプテン、スピアーズのフラン・ルディケHC、マキシ ファウルアキャプテンの4人。リラックスした中にも闘志が垣間見える両陣営のムードからは、きたる決戦に向けやるべきことはやったという充実感がうかがえた。
会見の冒頭でマイクを握ったレニーHCは、「優勝トロフィーを争う戦いに臨めることを光栄に思います。今季たくさんハードワークしてきた結果、ここにいることができている」とコメント。続けて「クボタとは今季2度、激しい試合でした。おそらく明日もそうなるでしょう」と決勝の展望を述べた。
2年連続3度目のファイナルに挑むスピアーズのルディケHCも、「神戸と対戦するのは今季3回目で、毎回最後までわからない接戦になります。間違いなく明日もそうなるでしょう」と同調。激闘となった1週前の埼玉パナソニックワイルドナイツとの準決勝を振り返って「いい学びがあった」と語り、「自分たちがやりたいラグビーをできれば、最終的に勝ち切ることができると思う」と熱のこもった言葉を口にした。
決勝に向けてのこの1週間の準備に関して、レニーHCは「自分が前に出ないこと、何もしないことを意識した」と選手の主体性を引き出すことに注力してきたことを明かす。一方ルディケHCは試合運びのポイントを「キックとランをバランスよく使うことが重要」とした上で、「選手が局面ごとに修正力を見せ、その場その場でいかに小さい勝利を積み重ねられるかが大事」と勝利の鍵を表現した。
「流れが行き来する中でどれだけ一瞬一瞬を勝てるかにかかっている」と同様の決意を示したのは、LOというポジションながらトライ王に輝くなど傑出したパフォーマンスでチームをリードしたスティーラーズのレタリックだ。 また同じくキャプテンとして攻守にわたる献身的なプレーでスピアーズを牽引したマキシは、「一人ひとりが自分の役割を80分間まっとうできるかのチャレンジ。それができれば結果もついてくる」と自信をにじませた。
