■第15回関東大学春季交流大会 Aグループ
5月31日@エコパスタジアム(静岡)
【明治大 45-27 東海大】
関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦の参加校が昨秋の順位に応じて3つのグループに分かれ、総当たりのリーグ戦をおこなう「関東大学春季交流大会」は、ちょうど全5節の中盤戦に突入。5月31日には静岡県のエコパスタジアムで、両リーグの昨季優勝校である明大と東海大が激突した。
接点にこだわりを持つチーム同士らしく立ち上がりから激しいコリジョンが連続する中、先にスコアを刻んだのは東海大だった。前半26分、自陣でのターンオーバーからすかさず切り返して右タッチライン際をブレイクし、WTB山口廉太が約40メートルを駆け抜ける。
簡単なエラーやペナルティで思うようにリズムに乗れなかった明大がようやく得点を挙げたのは32分だ。左コーナーのラインアウトからFWで近場勝負を挑み、NO8藤井達哉がタックラーをはじき飛ばして左中間にトライ。これで嫌な流れを断ち切ると、34分には中盤でのハイボール後の混戦から相手のパスをカットしたCTB大和哲将が独走し、14-7とリードを奪う。
しかし東海大も直後のターンで相手レッドゾーンへ攻め込み、ラインアウトモールをじわじわと押し込んでPR阿部輝がグラウンディング。これで2点差に迫ると、41分にも自陣から陣地を盛り返して相手陣正面約25メートルの位置でペナルティを誘い、SO萩原俊輔のPGで3点を加える。15-14と東海大が逆転してハーフタイムを迎えた。
後半も拮抗した展開が続き、15分過ぎまでは互いに追加点を奪えなかったが、均衡が崩れたのは17分だった。相手陣約30メートルの地点でマイボールスクラムを得た明大は、右オープンへ展開してBKが鋭いサインプレーで前進。折り返しの2次攻撃でFWが細かくパスをつなぎ、LO物部耀大朗が右中間に飛び込む。
20分過ぎには中盤のディフェンスでプレッシャーをかけてペナルティをもぎ取り、一気に相手陣22メートル線内へ前進。ラインアウトからFWでたたみかけてNO8藤井達哉がこの日2本目のトライをマークした。
東海大も27分にこぼれ球を確保したところからのカウンターで左外のスペースを攻め、WTB山口がディフェンダーを振り切ってトライ。6点差に詰め寄ったが、明大は33分にゴール前の右ラインアウトからモールを押し切り、すぐに勢いを取り戻す。
さらに39分、ゴール前でFWが近場を攻めて相手防御を寄せたところでBKへ展開し、途中出場のCTB宮崎和史がフィニッシュ。これで40-20として勝利を決定づけると、直後に東海大にトライを許したものの、終了間際につかんだチャンスをラインアウトモールでしっかり仕留め切る。最後に得意な形でトライを挙げて締めくくり、45-27の最終スコアでフルタイムとなった。