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【リーグワン】クボタスピアーズ船橋・東京ベイが2季連続の決勝進出!埼玉パナソニックワイルドナイツとの激闘制す。

2026.05.31

貴重なトライを挙げたWTB木田晴斗(撮影:志賀由佳)

■NTTリーグワン2025-26 プレーオフトーナメント 準決勝
5月31日@秩父宮ラグビー場(東京)
【S東京ベイ 26-24 埼玉WK】

 レギュラーシーズン2位の埼玉パナソニックワイルドナイツと同3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが激突した準決勝第2試合。コベルコ神戸スティーラーズとともに今季のリーグを牽引してきたチーム同士らしく壮絶な80分間が繰り広げられた。

 最終スコアは26-24。試合終了間際まで勝敗の分からない展開で、勝ち切ったのはスピアーズだった。

 序盤は互いにエラーとペナルティを繰り返す落ち着かない展開となった。先制はスピアーズ。40メートル超のPGをFBショーン・スティーブンソンが沈めた。しかし17分、今度はワイルドナイツがFLベン・ガンターの強烈なタックルを起点に敵陣に侵入、ゴール前でのラインアウトモールを取り切った。

 以降もスクラム、ブレイクダウンで交互に相手の反則を誘う好勝負が繰り広げる中、次にスコアしたのはスピアーズだ。NO8マキシ ファウルア、LOアキラ・イエレミアのタックルで相手のペナルティを引き出した36分、敵陣22メートル線内でのラインアウトから外に展開、途中出場のCTBハラトア・ヴァイレアが突破、10-7と逆転した。

 後半も激しい攻防が続いたが、スピアーズがハイパントでの再獲得やSH岡田一平の裏への好キックなどで長い時間を敵陣で戦う。
 10分にPGを決め、16分には相手のハイパントからカウンターアタックを仕掛け、CTBリカス・プレトリアスが左中間でラインブレイク、エッジをWTB木田晴斗が激走した。

 21分には途中出場WTBモリース・マークスのスピードに乗ったランで突破を許したが、直後のゴール正面のコンバージョンはヴァイレアがチャージで防ぐ。1トライ1ゴールでは追いつけない8点差としたことで、相手にモメンタムを渡さなかった。

 29分にFL末永健雄のスティールを3点に変え、その2分後にもPGを加えて残り10分弱で26-12。安全圏に入ったかと思われたが、最終盤にもドラマが待っていた。

 ワイルドナイツが決死のアタックで敵陣深くに入ると、TMO判定でノートライとなった直後の38分にPR木原優作がねじ込む。1分後には自陣からボールを繋ぎ、WTBマークスがライン際を突破、SO齊藤誉哉のトライを引き出した。

 この連続トライで24-26と2点差まで迫る。さらにその直後のキックオフはデッドボールラインの割り、ハーフウェイラインでのマイボールスクラムのチャンスを手にした。さらに数的優位の状況でもあったが、左に展開したラストアタックはFBスティーブンソンに阻まれる。エッジにいたWTBマークスがチョークタックルを受け、そのままタッチラインの外に出された。

 ノーサイド。スピアーズは2季連続の決勝進出、ワイルドナイツが2季連続でファイナリストとなれなかったのは、トップリーグが創設された2003年度~2004年度以来だった。

 スピアーズのフラン・ルディケHCは「良いパフォーマンスをしてくれました。選手たちには感謝しかありません。テリトリーの戦いになることは分かっていましたし、そこでチャンスを作ることができました。またディフェンスでも相手に好きなようにさせなかった。全体のパフォーマンスで勝てたと思います」と試合を振り返った。

 ワイルドナイツの金沢篤HCは「予想していた通り、タフなゲームでした。最後少し離される展開でしたが、最後にあそこまで持っていった選手たちを誇りに思います。いま消化するのは難しいですが、なんとか来週(3決)に向かって気持ちを作りたい」と語った。

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