■NTTリーグワン2025-26 プレーオフトーナメント 準決勝
5月30日@秩父宮ラグビー場(東京)
【神戸S 69-23 東京SG】
リーグ戦1位のコベルコ神戸スティーラーズはプレーオフ準決勝から登場。ラストプレーの逆転劇で準々決勝を制して勝ち上がった同4位、東京サントリーサンゴリアスを迎え、強さを見せつけた。
前半6分、右サイドを攻め込むスティーラーズはFB上ノ坊駿介が裏へボールを蹴り込み、ボールを収めたWTB植田和磨がトライ。5点を先制した。
対するサンゴリアスはPG2本を加えて逆転するが、スティーラーズは21分、FB上ノ坊がトライゾーンの左大外に飛び込み再びリードを奪った。(10-6)
その後も両チームがアタックマインドを如何なく発揮し、激しい点の取り合いが繰り広げられる。WTB尾崎泰雅の50:22成功からチャンスを作ったサンゴリアスは25分、ラインアウトモールをトライゾーンに押し込み再逆転した。
推進力のあるランで前進するスティーラーズは32分、ゴール前でオフロードパスを受けたNO8ワイサケ・ララトゥブアがトライラインを越える。前半終了間際の39分にはFLアーディ・サベアがタックラー2人を引きずりながらトライ。前半はスティーラーズが24-16とリードしてゲームを折り返した。
後半は立ち上がりからスティーラーズが主導権を握る。3分、WTB植田が自陣から中央を突破するとフォローに走ったSH上村樹輝が左中間へグラウンディング。続く7分には右方向への細かなパス回しからSO李承信が切り込みリードを20点に広げた。(36-16)
その後もゲームを支配したスティーラーズは、後半だけで45得点を奪いサンゴリアスを圧倒。最終スコア69-23の大勝を挙げ、リーグワン5季目にして初の決勝進出を決めた。
スティーラーズの共同キャプテンの一人、LOブロディ・レタリックは後半突入前のハーフタイムで規律の修正を図ったことを明かした。さらに「ボールを持った時は、精度を高くコントロールさえできれば相手にダメージを与えることができると話し、後半に実行できた」と圧倒したゲームのターニングポイントを振り返った。
6月7日のファイナルに進出したスティーラーズは、明日おこなわれるもう一つの準決勝、埼玉パナソニックワイルドナイツ対クボタスピアーズ船橋・東京ベイの勝者とMUFGスタジアム(国立競技場)で対戦する。
一方、敗れたサンゴリアスのゲームキャプテンで、今季限りで現役を引退するSH流大は「すべての局面で上回られてしまった」とスティーラーズのパフォーマンスをたたえた。サンゴリアスは6月6日の3位決定戦に臨む。
