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【リーグワン】プレーオフ準々決勝の前哨戦は東京サントリーサンゴリアスに軍配。リコーブラックラムズ東京を後半突き放す

2026.05.10

効果的なランで再三スコアチャンスを作り出したCTB中野将伍©JRLO

■NTTリーグワン2025-26 D1 第18節
5月10日@秩父宮ラグビー場(東京)
【東京SG 39-22 BR東京】

 前日の結果により、この日の勝敗にかかわらず2週後の準々決勝で対戦することが決まった東京サントリーサンゴリアスとリコーブラックラムズ東京。前哨戦となった最終節は、要所で持ち前のアタック力を発揮して5トライを奪ったサンゴリアスが、初のプレーオフ進出を果たしたブラックラムズから39-22で勝利を収めた。

 先にスコアボードを動かしたのはブラックラムズだった。開始10分、相手陣でテンポよくフェーズを重ねてペナルティを誘うと、SO中楠一期が正面やや左の位置から約35メートルのPGを通して3点を先制する。

 しかしサンゴリアスはすかさず反撃。続くターンで流れるような連続攻撃から一気にレッドゾーンへ侵入すると、CTB中野将伍のオフロードを胸に収めたSOケイレブ・トラスクが右中間に飛び込む。

 続く18分にもFLショーン・マクマーンのビッグゲインを起点にチャンスを作り出し、左ライン際を抜け出したWTB尾崎泰雅がフィニッシュ。さらに20分には中盤での相手のミスキックを確保したところから大きく切り返し、WTBチェスリン・コルビが右コーナーへ駆け抜けた(19-3)。

 そのままサンゴリアスが流れに乗るかと思われたが、ブラックラムズもここで踏みとどまる。SHのTJ・ペレナラの体を張ったスティールなど身上のディフェンスから徐々に勢いを取り戻すと、26分過ぎに左コーナーでマイボールラインアウトのチャンスを獲得。モールは押し切れなかったものの、ペレナラの強気のリードでFWが近場を前に出て、最後はLO山本嶺二郎が突き抜ける。

 30分以降にサンゴリアスが相手陣22メートル戦内へ攻め込む場面を複数回作ったが、ここはブラックラムズが懸命のタックルで最後の一線を割らせない。結果的には19-10のスコアで前半の40分を終えた。

 後半も先にスコアを挙げたのはブラックラムズだ。4分、テンポよく左右に動かして相手防御を揺さぶると、SO中楠が左コーナーへキックパス。CTB礒田凌平→FLリアム・ギルとつながってトライゾーンを陥れる。

 しかしここから主導権を握ったのはまたもやサンゴリアスだった。9分にゴール正面で得たペナルティをWTBコルビのショットで3点に変えると、57分にはピックアンドゴーで抜け出したCTB中野がビッグゲイン。サポートしたSH流大が左中間に飛び込み、29-15とリードを拡大する。

 さらにPGで3点を追加した後、36分にブラックラムズのLOハリソン・フォックスに約55メートルの独走トライを許したが、最後は途中出場のPR竹内柊平が豪快なランで起点を作り、FBに回ったケイレブ・トラスクがグラウンディング。39-22の最終スコアでフルタイムとなった。

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