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【リーグワン】コベルコ神戸スティーラーズがクボタスピアーズ船橋・東京ベイを破って首位通過。えどりくの連勝記録は「29」でストップ。

2026.05.10

幾度も防御網を破って前進したCTBマイケル・リトル©JRLO

■NTTリーグワン2025-26 D1 第18節
5月10日@スピアーズえどりくフィールド(東京)
【神戸S 24-19 S東京ベイ】

 前節終了時点で3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、同1位のコベルコ神戸スティーラーズをホーム・えどりくに迎えた上位対決。同会場での連勝記録「30」をかけた好勝負は、神戸が24-19で接戦を制した。
 神戸はレギュラーシーズンを1位で通過して準々決勝を回避、スピアーズは3位でプレーオフに臨む。

 先制トライはスピアーズ。10分、スクラムでの猛プッシュで得たペナルティを起点に敵陣深くに侵入、最後はタップでの速攻からHOマルコム・マークスがねじ込んだ。

 16分にはSO李承信に約40メートルのロングPGを決められたが、直後のキックオフでWTB木田晴斗がプレッシャーをかけ、LOルアン・ボタのスティールですぐさまボールを奪取。相手が反則の繰り返しで一人を欠いた19分、WTB木田が右隅に飛び込んだ。

 点の取り合いはその後も続き、27分には神戸が敵陣で13フェーズを重ね、最後はタックラーを弾いたCTBマイケル・リトルがフィニッシュ。数的優位となった35分にも相手のペナルティを起点に攻め立て、ゴール前の肉弾戦を制す(トライはLOジェラード ・カウリートゥイオティ)。17-14と逆転した。

 しかし、今度はスピアーズがFBショーン・スティーブンソンの50:22キックで好機を生み、モールを押し込む。3分後に19-17と再びリードを奪った。

 後半はPR具智元を投入した神戸がスクラムの優劣を逆転させ、長く敵陣でボールを保持した。FLタイラー・ポールやWTB木田のタックルなどの好守に阻まれる時間帯も長かったが(17分にはPG失敗)、28分にFLティエナン・コストリーが左手一本でグラウンディング。ついにスコアを動かし、24-19と逆転した。

 30分を過ぎて後半初めて敵陣22メートル内に侵入したスピアーズは、ラインアウトで痛恨のノットストレートとなるも、直後のスクラムで相手のペナルティを引き出す。見ごたえのあるゴール前での攻防は、神戸のカウリートゥイオティによるラインアウトスティールで終わらせた。

 敗れたスピアーズのフラン・ルディケHCは、「まずは神戸さんにいい試合ができたことに感謝いたします。小さい差だと思っていますが、後半自陣で釘付けにされてしまったことが敗因になりました。学びを生かしてプレーオフに向かいたい」と試合を振り返った。

 リーグワン初のレギュラーシーズン1位通過を果たした神戸のデイブ・レニーHCは、「思い描いたスタートを切ることはできませんでしたが、後半はビハインドで風下の展開でした。それでもそうした難しい中でもファイトし続けて勝つことができました。選手たちの努力を称えたい」と喜んだ。

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