7人制ラグビー(セブンズ)最高峰のワールドシリーズ「HSBC SVNS 2026」の第6戦、ニューヨーク大会(アメリカ)が現地時間3月14日~15日におこなわれた。
女子日本代表は初日のプール戦を1勝2敗で終え、3位で5位決定トーナメントに回った。
2日目は初戦でイギリスと対戦し、31-14と快勝。フランスとの5位決定戦は逆転負けを喫し、6位で終えた。
通算ポイントを64とし、レギュラーシーズンが終了。総合順位はフィジーと同率の6位だった(昨季5位)。
プールAに入ったサクラセブンズは、初戦のオーストラリア戦、続くアメリカ戦とそれぞれ後半に突き放されて7-47、0-47で完敗。しかし、最終カナダ戦では前回(バンクーバー大会)惜敗した悔しさを晴らした。
国内合宿で磨いてきたタックルで刺さり続け、7-7で迎えた前半6分には相手のノックフォワードを誘う。これを起点に永田花菜がトライを奪い、14-7でハーフタイムを迎えた。
後半も交互にスコアする展開となったが、大谷芽生の独走トライなどでリードを保つ。26-19で迎えた最終盤にはキャプテンの須田倫代が自陣深くから走り切り、決勝点を挙げた(31-19)。
5位決定トーナメントでは初戦で今季負けなしのイギリスと対戦。31-14でしっかり勝ち切り、2大会ぶりに5位決定戦に進んだ。
相手は総合4位(戦前時点)と強豪のフランスだったが、サクラセブンズは理想のスタートを切る。激しいディフェンスが光り、大内田葉月の2本など3トライを先行した。
15-0で折り返した後半の立ち上がりも、粘り強い防御でフェーズを重ねさせた。最後には落球を誘う。しかし、個人技での「一発」があるフランスに4分から徐々に追い上げられ、15-14とされた。
残り時間は45秒。相手ボールのキックオフを確保したが、キープしきれなかった。反則で相手にボールを渡し、最後はタックルで刺さりながらも左コーナーに入られる。15-19。勝利目前での痛恨の敗戦だった。
兼松由香HCは「チームの進化を実感できた一方で、一つひとつのプレーが持つ重みを改めて痛感する大会となりました。世界トップ8の舞台で本気で悔し涙を流せるまでに成長を遂げたことを、とても嬉しく心強く感じています」とコメントとした。
4月からおこなわれるワールドチャンピオンシップでは、香港、バリャドリード(スペイン)、ボルドー(フランス)と転戦する。下位ディビジョンの「SVNS 2」の上位4チームを加えて争われ、シーズンの最終順位および翌年度のトップディビジョン出場チームが決まる。
