■NTTリーグワン2025-26 D1第11節
3月14日@駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(東京)
【BR東京 37-33 静岡BR】
プレーオフ争いが激化しているリーグワン2025-26。第11節の駒沢では3連勝中のリコーブラックラムズ東京が、4連敗中の静岡ブルーレヴズをホストに迎え、37-33と白星を掴んだ。連勝を「4」まで伸ばした。
先制点はブラックラムズ。キックオフ直後からブレイクダウンにプレッシャーをかけ、相手の反則を誘う。2分、SO中楠一期が22メートルライン正面でのPGを沈めた。
2分後にはFL松橋周平がスティールで好機を生み、FLマクカラン ブロディが右ライン際を突破。グラバーキックに反応したSH TJ・ペレナラがトライゾーンで押さえたかに映ったが、TMOの判定の結果、ノックフォワードとなった。
以降はブルーレヴズが連続でトライラインを越える。いずれもターンオーバーからの切り反しで一気に持っていった。しかし、11分のトライはその前にブレイクダウンでの反則があったとしてノートライに。スコアは7-3のまま試合は進んだ。
追加点を挙げたのはブルーレヴズだ。自陣ゴール前でのラインアウトをLO大戸裕矢がスティールしたり、相手を下げさせる防御を披露して迎えた20分。カウンターアタックを起点にCTBシルビアン・マフーザがラインブレイク、パスを受けたFB杉本海斗がトライを奪った。
その後も一進一退の攻防は続き、ブラックラムズが25分にPGで6-14とすると、31分にはCTB PG・ラトゥの突破からFL松橋がトライ。1点差まで迫った。
さらにその3分後にはキックで敵陣に入り、LO山本嶺二郎がトライラインを越える。20-14と逆転した。
しかし、HO大西将史のシンビンで数的不利となったハーフタイムを前後して、失点を重ねる。スコアは20-28と動いた。
その後も三度、自陣22メートルライン内への侵入を許した。しかし、粘り強く守り切った。
13分のPGこそ外れたが、15分にはPRパディー・ライアンのスティールを起点にモールを押し込む。25-28と3点差まで迫った。
ただ終盤も我慢の時間は続き、自陣深くで何度もピンチを背負う。それでも、そのたびにSHペレナラやPRライアンのスティールで間一髪防いだ。
29分についに失点したが、その4分後には途中出場のSO伊藤耕太郎、CTB池田悠希で崩す。再び3点差とし、流れを渡さなかった(LOジョシュ・グッドヒューのトライ)。
39分にはスクラムで得たPKから敵陣ゴール前まで迫り、最後はラック脇を突いたSHペレナラがフィニッシュ。37-33と逆転勝利を収めた。
ブラックラムズのタンバイ・マットソンHCは「結果には嬉しく思います。本当に危険なチームで抑えるのは大変でしたが、カムバックする方法を見つけたチームを誇りに思います」と喜びを語った。
ブルーレヴズの藤井雄一郎HCは「今日はどうしても勝ちたい試合でした。プラン通りにトライを取れたところもあったけど、もう1本取れるかというところで逆に取られてしまいました。ただ良くなっているところはたくさんあるので、しっかり修正して来週の試合に臨みたい」と振り返った。
